コンセプト - 旅する大学

旅する大学とは?


キリロム工科大学は、各国地域を旅しながら学びを深めることができる「旅する大学」です。
異なる文化や社会システム、自然環境に触れ、世界をより深く理解することを目的としています。旅する大学のプログラムには、短期間のスタディツアーから単位が取得できる中長期間の留学まで、様々な種類があります。関心のある都市や期間、将来のキャリアに合わせて学ぶ場所を選ぶことができるようになっています。

なぜ、旅する大学なのか?


  1. 実践的な学びができる
    旅する大学では、異なる文化や社会システム、自然環境に触れると同時に、各国の人々とオンライン/オフラインでプロジェクトを推進することで、言語や技術を実践で身につけます。

  2. 自己成長に繋がる
    旅する大学は、新しい環境で挑戦することを求めるため、レジリエンス(逆境や困難に心を折られることなく、それを糧にして挑戦し続ける力)やリーダーシップの能力を高めることができます。

  3. グローバルな人脈が築ける
    各国地域を巡ることで世界観を広げ、グローバルな人脈を築く機会を増やします。将来の就職や留学、グローバルなビジネス展開などに役立てることができます。

 


旅する大学とは、どのような大学なのか?


どこで学ぶ?

世界中に散らばるピアラーニングハブで、各国地域の人々と生活しながら学びます。

ピアラーニングハブとは、シェアハウスとコワーキングスペースが利用できる学習スペースで、現在(2023年4月時点)、香川県さぬき市、カンボジア・キリロム国立公園の2拠点が利用可能です。今後、東京、シンガポール、アメリカ・シリコンバレー、インド・バンガロール、の4拠点が順次利用可能になる計画です。

 

学生は自身の興味関心、将来のキャリアを見据えて、学びたいピアラーニングハブを選択することができます。国や地域、滞在中のプロジェクトによって滞在可能期間や滞在費用は異なります。同じ場所に長期間滞在するよりも、自己主導性や責任が求められる一方、より自由で新しいことに挑戦しやすい環境で学ぶことができます。

誰と学ぶ?

授業、実践的プロジェクトの両方で、共に学ぶ仲間となる学生・講師・スタッフ、ゲストやサポーターの存在は重要です。そのため、本学では専門性の他、多様性、人間性を重視した募集・採用活動を行っています。

 

滞在先のピアラーニングハブではリアルな交流ができることに加え、ピアラーニングハブ同士はオンラインで常時接続していますので、リーダーを志す世界中の仲間といつでも繋がることができます。

どのように学ぶ?

  1. オンライン授業

    授業は通常オンラインで実施されます。オンラインコミュニケーションツールを利用した対話型授業であり、世界中の学生とディスカッションする時間が豊富に用意されています。

  2. 実践プロジェクト

    需要のある技術を利用したサービス開発、地域社会との連携や、社会課題解決に取り組むものなど、多様なテーマが用意されています。学生は自ら課題を設定し、実際に行動することで、知識やスキル、リーダーシップを養います。

  3. ワークショップ

    ゲストによるトークセッションやワークショップも随時開催されます。産官学の第一線で活躍するゲストとの集中的な学びの場であり、視野を広げる機会です。特に、ピアラーニングハブで地域の講師や専門家を招いたイベントでは、普段会えないゲストとリアルで交流することができます。

  4. 留学

    各国地域のピアラーニングハブでの留学そのものが大きな学びの1つです。異なる環境で自己主導的に学ぶことが求められるだけでなく、自己成長に責任を持って取り組むことが必要です。