キリロム工科大学卒業後の就職・キャリアについて

キリロム工科大学の日本人1期生は2018年4月に入学したばかりです。カンボジア人の1期生は2018年11月に卒業し、カンボジアの他の大学では得られない条件のドリームジョブを手にした学生も多く活躍していますが、日本人学生にとってはキリロム工科大学を卒業しなくても得られる仕事なので全く参考にはなりません。キリロム工科大学の日本人1期生にどんな活躍をして欲しいのか?大学が考えている方向性についてまとめました。

英語圏の国で働く

日本の大学を卒業して海外の企業で働くことは簡単ではありません。現地の大学を卒業した卒業生に対して様々な点で競争力が劣るからです。キリロム工科大学は4年間英語で授業を行いますが、通常の日本の大学ではこの量の英語に触れることは困難です。また、キリロム工科大学で学ぶ実践的な先端IT教育は英語圏の企業で働く場合にも十分な競争力を持つことができます。このように英検1級レベルの英語力+先端IT技術+日本人としての経験の3つの総合力で英語圏の企業の採用面談を通過しようというのがキリロム工科大学の考え方です。約5000時間のインターンシップの活動の結果は皆さんの履歴書をとても魅力的なものにすることでしょう。

日本で仕事に就く

英語圏の国で働けるとしても働きたいかどうかは人それぞれです。日本人であることは日本や日本企業において最も価値があります。現在人手不足の日本ですが、英語ができて先端ITの分かる人材であれば4年後には相当高い初任給を日本企業からもらえるでしょう。日本人同士の結婚を考える方にも日本で働くことはベストの選択肢です。我々は第4次産業革命後も生き残るであろう成長企業と産学連携でコラボレーションしていますのでカンボジア人同様の奨学金を獲得するチャンスもありますし、日本人学生のみなさんが就職したい企業に積極的に産学連携のアプローチをしますので皆さんの夢を実現するお手伝いができると思います。キリロム工科大学は簡単に卒業できる大学ではありませんが、そのことがブランドとなり多くの優良企業が我々の学生を優先的に受け入れてくれるようになると考えています。

起業する

キリロム工科大学にはバーチャルカンパニーという仕組みがありますが、実際の投資家が見つかればこのバーチャルカンパニーはそのままスタートアップとしてスピンアウトすることができます。我々のバーチャルカンパニーは「大学内ベンチャー」として制度に密接に組み込まれています。自分が立ち上げたスタートアップから奨学金を受けることもできますので、日本で学生支援機構から借りたお金はまず返済して思い切ってスタートアップにチャレンジすることも可能です。


(参考)カンボジア人の就職・キャリア

カンボジア人が海外で働くのは簡単ではありません。多くの英語圏の国はドアを閉ざしています。一方で日本はASEANの高度人材に対して開放的です。キリロム工科大学のカンボジア人卒業生は日本語を大学でトレーニングするわけではありませんが、英語と先端ITが分かる人材として日本で働きます。4年後に彼らが日本にそのまま残るのか・カンボジアに戻るのか・それとも米国やシンガポールに転職するのかまだ分かりませんが日本や日本企業での経験が彼らの労働市場での競争力に大きくプラスになることは間違いありません。