奨学金スポンサーインタビュー

ワークスアプリケーションズ

学生をワークスの求めるIT人材に育てて欲しい」

 

「KITによって『カンボジアがいつかシンガポールになる』ことを期待している」

ワークスは世の中を変えることが企業理念。

それを実現するのがワークスで働く人。採用した人の人生もより良くしたい。カンボジア人には可能性がある。

 

ワークスグループの従業員は約5600人。グローバルでは42カ国の外国人が採用されている。半数以上の社員が英語を使って仕事をしている。どこの国に生まれても能力があればワークスは受け入れる。貧困国の優秀な人材の活躍する場を作ることはワークスの生業でもある。 

 

株式会社ワークスアプリケーションズ 

http://www.worksap.co.jp/


「今までやったことないことができるって超楽しい!」というワクワクを

 

ワークスは、「クリティカルワーカーに活躍の場を」を企業理念に掲げ、創業時から徹底して人材にこだわっています。私たちの求める人材は、ロジカル・シンキング(論理的思考力)とクリエイティブ・シンキング(発想転換力)を兼ね備えた、問題解決能力が高い人材です。そのような、既成概念にとらわれずゼロから1の新しい価値を生み出す人材を、私たちはクリティカルワーカーと呼んでいます。ワークスは、クリティカルワーカーたちがお互いに刺激し合い、自身の能力を最大限発揮できる企業であることを目指しています。

 

------ 今回、カンボジア大学生のスポンサーを決めた背景を教えてください

ワークスシンガポールに優秀な人材を集める採用活動の一環でカンボジアを訪問しました。2015年でした。カンボジアを含めた周辺国がグローバル採用国になるかを調査することが目的でした。これまではシンガポールの人材はインドから集めていました。調査訪問時タイ・バングラディッシュ・ミャンマー・マレーシア・インドネシア・パキスタン・イスラエル・ベトナムも調査しました。外国人採用の基準の一つはその人の出身国がワークスのマーケットになるかも重要なポイントです。タイ・バングラディッシュ・ベトナムは対象国となりましたが、残念なことにカンボジアは対象国にはなりませんでした。

 

---- 対象国にならなかったカンボジアの人材採用に踏み切った理由は?

KITスポンサーを決定した要因はワークスの企業理念にかなっているからです。ワークスは世の中を変えること、社会貢献、を企業理念においていいます。システム開発で世の中を変え、従業員の未来をよりよく変えることがワークスの社会貢献であり、企業理念なのです。カンボジアはマーケットとしては魅力的でないと判断しましたが、人的には投資対象にできる国と判断してスポンサーになることを決めました。ワークスは優秀な人材の活躍する場を作ることが生業なのです。そのために世界に通用するIT人材を求め、本質的に人を育てることが企業理念です。その部分で、カンボジアの大学生に投資をすることでカンボジアという国に貢献できると考えました。私たちはカンボジアの成長・応援のパイオニアになるつもりです。

 

-------ワークスが求める人材とは?

イノベーティブな製品が作れるのは発想力が豊かな人、こんな人を採用しています。
 技術力にも基礎力にも発想力がある人
 言われたものを作れるのではなく、そこから世にないものを想像できる人
 そしてそれを自分で作ることを想像できる人

技術力のある人とは専門知識があるのはもちろんのこと、生み出す力のある人のことを言います。そして、常識からしくみを作るのではなく、理想から仕組みを考えてそれを実現できる人を求めています。新卒のインターンシップ制度では問題をどう乗り越え、どう解決するかを見ています。まさしく、企業と新卒生のマッチングをインターンシップ期間で行っています。お互いに求め合う関係でないとうまくいきませんから。

 

---- KIT訪問時のことをお聞かせください。

私は現地には行っていないため、前任者からの話をお伝えしますね。学習・実験の設備は最先端のものだったと聞きました。学生は英語は話せるけれども、カンボジアの国自体の教育レベルの低さが感じられたということでした。人間の基礎となる教育・教養が他の周辺国と比較して低いと感じたようです。そこにはカンボジアが国として打ち出す方向性に関連しているのかもしれません。たとえば中国やシンガポールはITを、タイは製造・サービス(観光含む)を国の軸に打ち出して、国ごとの方向性がその国の教育の重点になっているのですがカンボジアにはそのようなものがないと感じられたそうです。奨学金スポンサーになった背景には、そのようなカンボジアの教育も関係しています。KITにはカンボジアを支える高等教育機関であることを期待し、学生には一個人としての優秀な存在であることを期待しています。私たちはKITによって『カンボジアがいつかシンガポールになる』ことを期待しているのです。

 

------ KIT学生がワークスに入社したら?
給与水準はグローバル統一なので日本円で600万円程度になります。シンガポールでもこの金額で大丈夫なので、どこの国の物価・生活コストにも対応できます。最初の学生は日本に来ることになるかもしれません。日本側の課題は日本語のできない外国人の研修制度が整っていないことです。ただ、すでに日本語のできない外国人は大勢いて、営業とエンジニアに多いですね。営業はシンガポールや中国他へ商談に行っています。そうそう、面白い話がありますよ。ワークスシンガポールから日本に来たインド人には、シンガポールに戻りたくないという人が多くいます。日本はベジタリアンフードがちゃんとあるし、仕事とプライベートの両立ができるからだそうです。日本は外国人にとっては住みやすい国のようですね。


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 KITに期待することを教えてください
ワークスの求める人材に育てて欲しい、その一言に尽きます。今回の人材が思いにかなった人だったら数百万円単位の採用コストをかけるつもりでいます。それはKITを「カンボジアの発展のために人材を育てる同志」だとも思っているからです。開発言語の能力はJAVAC++等は正確に、ある程度の速度で書ければよいのですが、「発想力がある」「理想を実現しようとする」「リスクを見つけて、それを自分で乗り越えられる」人に学生達を育てて欲しいのです。3年次の企業と学生のマッチングでも「これは!」と思う人がいたら契約数も増やしたいと考えています。なので、KITには学生を、ワークスの期待を大幅に超えて成長させて欲しいのです。

 

------ 企業・学生マッチングではどんな方法で人選をしたいですか?

自分たちの好きに選考できるのであれば、まずは全員に英語・数学のペーパーテストがしたいですね。それをクリアした人にだけ次の課題を出します。たとえば『動物園を劇的に変えられるシステムを考えてください』といったような突飛なものかもしれません。ワークスは業務システムを作っている会社ですが、常識だけでは解決できないものが世の中にはいっぱいあります。理想を実現するための実行を自分でできる人、他人任せにしない人、ないものは学び、自分で作れる人、そんな人をマッチングのルールの範囲の中で発掘したいですね。そしてワークスの考え方に合致する学生が1人でも多く育っていることを楽しみにしています。

 

お問い合わせ

キリロム工科大学 東京オフィス準備室

pr@asiato.asia / 050-3637-6523

http://www.kirirom.info/

 

キリロム工科大学について(KIT: Kirirom Institute of Technology)

 

KITは成長企業に必要な人材育成に特化した大学です。倍率20倍の入学試験をクリアした全員が奨学生。在学中の学費・生活費が免除される代わりに、卒業後奨学金提供企業で4年間働く義務があります。生まれた家庭の経済状況に依存せずリーダーが羽ばたけるインフラがKIT。2014年11月にソフトウェア開発学科からスタートし、バーチャルカンパニー制度を通して実践的なITスキルやプロジェクトメネージメントを学ぶ未来型のエンジニアを育成しています。カンボジアの人気リゾートvKirirom Pine Resort (FBいいね数 No.1) と同敷地にあり、カンボジアのシリコンバレーを目指しています。